社員の住まい探しに悩んでいる企業は多く、社宅制度の導入で企業にも社員にもメリットがあります。
一方で、社員の転勤や住宅探しの負担は、企業と社員の両方にとって大きな問題です。そこで、負担を減らせる駆けつけサービスが注目され始めています。
本記事では社宅制度のメリットとともに、駆けつけサービスの導入による負担軽減の方法を紹介します。
社員の住まい探しの負担を減らし、企業と社員の両方にとって快適な環境を実現したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
社宅でも駆けつけサービスの導入が進んでいる背景
企業が保有する社有社宅や不動産会社からの借り上げ社宅など、様々な形態の社宅が存在します。最近では、これらの社宅の管理業務を外部に委託するニーズが増えてきています。
社宅でも駆けつけサービスの導入が進む背景には、企業と住人の双方にとってメリットがあるからです。
社宅管理代行サービスを利用することで、契約や原状回復におけるトラブルの専門知識を持つ担当者に任せられます。これにより、企業側は業務効率化やコア業務への集中ができるメリットがあります。
特に注目されているのは、24時間駆けつけサービスの需要です。社宅に住む人々が生活上の問題や苦情を抱えた場合、迅速に対応することが求められます。
業者によっては、借り上げ社宅のみを対応するものや、社有社宅にも対応するもの、さらには管理物件の貸し出しも行う業者もあります。ニーズに合わせて適切な業者を選ぶことが重要です。
企業の社宅で水周りトラブルや給湯器の故障の事例
大手企業では、社宅や寮に駆けつけサービスを導入しているケースがあります。
【企業の社宅で水周りなどが発生した事例】
- キッチンの排水管詰まりによる不具合
- ユニットバス式の浴室の詰まりの不具合
- 玄関の鍵が抜けなくなってしまった不具合
- 洗面台下から水漏れによる不具合
- トイレの水が詰まってしまった不具合
例えば、入居者が管理会社に問い合わせる通常のケースとは異なり、社宅ではまず総務部門に連絡することが多いです。しかし、駆けつけサービスを導入すれば、総務部門は社宅管理会社などに連絡する手間が省けます。
このため、企業が負担するため、社宅を利用する従業員には費用がかかりません。
ここでは、実際に対処した2024年9月に発生した事例を紹介します。
(事例1)キッチンの排水管詰まりによる不具合
2024年9月、お客様よりキッチンのシンクで排水詰まりが起きているとの連絡を受けました。
作業員を手配し現地で症状を確認し、作業希望日のヒアリングを行いました。提携業者様に確認したところ、希望日に対応可能であることが確認されたため、お客様にご了承いただきました。
業者より報告があり、排水管内で汚れが詰まっていたことが原因であることが判明しました。圧力作業により症状が改善され、お客様にご満足いただける結果となりました。
>実際の事例
(事例2)ユニットバス式の浴室の詰まりの不具合
トイレの不具合で困っていたお客様の物件に作業員を手配し、現地で症状を確認させていただきました。
作業希望日のヒアリングから丁寧に行い、提携業者に確認し、希望日にて駆けつけ対応できるようにご了承いただきました。
業者様より報告があり、ユニットバス式の浴室排水管内にビニール袋が詰まっていたことが原因でした。ビニール袋の除去・清掃・ローポンプ作業により症状が改善し、トイレの使用が可能となりました。
>実際の事例
(事例3)玄関の鍵が抜けなくなってしまった不具合
福岡県にお住まいのお客様から、玄関の鍵トラブルに関するお問い合わせをいただいた事例。鍵が抜けない状態で、解錠しても縦に戻らなくなっているとのこと。急なトラブルに困ったご本人からのご相談でした。
作業員を手配し、現地で症状を確認。提携業者様に作業希望日のヒアリングを行い、迅速な対応を実現しました。当日は鍵が回して抜くことができ、ディンプルキーの洗浄を行い、無事に症状が改善されました。
「急な鍵トラブルに対応していただき、本当に助かった。作業員の方も丁寧に作業していただき、安心して任せられた。」と担当した作業員に感謝したそうです。
>実際の事例
(事例4)洗面台下から水漏れによる不具合
宮城県にお住まいの会員様からの浴室の不具合に関するご相談を受け、スムーズに解決に導いた事例。
お客様から浴室の洗面台下から水漏れが発生しているとの報告を受けました。洗面台下の配管のトラップのズレが原因であることが判明し、迅速な対応が求められました。
まずお客様からの報告を受け、作業員を派遣し現地で状況を確認。迅速に作業希望日のヒアリングを行い、提携業者に対応可能なアポイントをお約束しました。作業ご希望された日に業者が駆けつけ、ズレたトラップを修理しました。
業者の作業により、洗面台下の配管のズレが修正でき、水漏れの問題も解消します。お客様に安心してご利用いただける状態に修復され、ご満足いただけました。
>実際の事例
(事例5)トイレの水が詰まってしまった不具合
お客様からのトイレの不具合による報告を受け、作業員を手配し現地で症状を確認させていただくこととなりました。作業希望日のヒアリングを行い、提携業者様に確認したところ、お客様の希望日に、作業を進めることとなりました。
業者からの報告により、現場を確認したところ詰まりはなかったことが判明。しかし、止水栓がかなり締まっており、十分に開いていなかったことが原因と考えられます。この状態では、連続で使用した際に水が溜まらず、少量しか水が流れないため、トラブルが発生していたと考えられます。止水栓の調整を行った結果、問題なく水が流れるようになりました。
的確な対応と作業により、お客様のトイレの不具合が解消されました。
>実際の事例
社宅で駆けつけサービスを導入するメリット
社宅で駆けつけサービスを導入することには、様々なメリットがあります。
【社宅で駆けつけサービスを導入するメリット】
- 業務効率化やコア業務へ集中できる
- 24時間対応してもらえる
- 費用面で管理の手間を減らせる
24時間駆けつけサービスは、日常のトラブルに迅速に対応してもらえるだけでなく、業務効率化や費用面での手間を減らせます。社宅を利用する企業や従業員にとって、大変有益なサービスといえるでしょう。
ここでは、社宅で駆けつけサービスを導入することによるメリットを紹介します。
(メリット1)業務効率化やコア業務へ集中できる
社宅で駆けつけサービスを導入することで、総務での業務効率化が可能です。これにより、本来行うべきコア業務に専念できます。
また、社宅を利用する従業員も、総務に報告するなどの手間を減らせます。
(メリット2)24時間対応してもらえる
業務効率化やコア業務への集中のほかにも、24時間対応してもらえるというメリットもあります。
夜間時などの緊急なトラブルにも24時間対応してもらえるため、安心して社宅を利用できます。また、社宅を提供する企業としても、安心して社宅を提供できる点が大きな利点です。
(メリット3)費用面で管理の手間を減らせる
費用面での管理の手間を減らせます。
通常の場合、業者に依頼するごとに入居者が費用面を負担しなければなりません。しかし社宅が駆けつけサービスを利用すると、企業側が一元管理できるため、入居者の負担を減らせます。
駆けつけ以外のサービスにも「ライフライン取次サービス」がある
レプリスが提供する「24時間駆けつけサービス」に加えて、社宅でも利用できる「ライフライン取次サービス」を紹介します。
ライフライン取次サービスは、新生活に必要なライフライン手続きを代行するもので、電気・ガス・水道はもちろん、インターネット回線の手配も可能です。従業員の方々がスムーズにライフラインを整備できるよう、効率的なサポートを提供しています。
レプリスのサービスには、駆けつけ以外にも様々な種類がございますので、ぜひご活用ください。
まとめ:社宅に駆けつけサービスを導入して業務の効率化を図ろう
本記事では、社宅制度のメリットに加えて、駆けつけサービスの導入による負担軽減の方法を紹介しました。
社宅制度に駆けつけサービスを導入することで、業務の効率化やコア業務への集中が可能になります。また、費用面でも管理の手間を減らせます。
さらに、レプリスでは駆けつけサービスだけでなく、ライフライン取次サービスも提供しており、社宅の運営を効率的にサポートできます。社宅に関する業務を効率化したいと考えている方は、ぜひレプリスのサービスの導入を検討してみてください。