【ライフライン取次・代行】不動産会社から見たメリット・デメリットとは?

ライフライン取次・代行会社とは、「電気・ガス・水道」の引っ越しの手続きを一括で行うサービスです。煩雑である各種の手続きを無料で対応してもらえるため、ご入居者様にとって好評なサービスです。

このようなライフライン取次・代行サービスは、ご入居様だけでなく、不動産仲介会社や管理会社などの不動産会社にもメリットがあります。

この記事では、「ライフライン取次・代行」の導入を迷っている方に向けて、不動産会社とご入居者様の両方から見たメリットやデメリットについて、解説します。

「ライフライン取次・代行」ってどんなもの?

ライフライン取次・代行サービスとは、新しく入居する住民のライフライン(電気・ガス・水道・インターネット)に関する手続きを一括して取次・代行するサービスです。ご入居者様に快適な新生活を送ってもらうことを目的としています。

一般的にライフライン取次・代行会社は、「不動産会社」が「ご入居者様」にサービスの案内をしてもらうようお願いをします。

ライフライン取次・代行の不動産会社から見たメリット4つ

ライフライン取次・代行サービスを導入すれば、ご入居様の満足度が向上するメリットがあります。また、ほかにも不動産会社にとってのメリットもあり、ぜひ、検討する際には知っておきたいものです。

ここでは、不動産会社から見たライフライン取次・代行のメリットを4つ紹介していきます。

  1. ご入居者様満足度の向上
  2. ペーパーレス化で面倒な手続きなし!
  3. ライフラインに関する案内の時間をカット
  4. 付帯収益が増加する


①ご入居者様の満足度の向上

ご入居者様がライフラインの手続きをライフラインの取次・代行会社にお任せすれば、ご入居者様の負担が減ります。特に、引っ越しはご入居様にとってさまざまな手続きが必要になります。このようなタイミングで手続きの負担を減らせられれば、自ずと満足度が向上するでしょう。

そして、結果的にはほかの不動産会社との差別化を図れるのです。

②ペーパーレス化で面倒な手続きなし!

現在では「電子入居申込」が主流となりつつあり、これはライフラインにおいても同様です。この電子での方式では、ご入居者様は複数の書類を記入する手間が省けます。

特に、ライフラインでは電気・ガス・水道などのさまざまな機関や会社と手続きする必要があります。しかし、ライフライン取次・代行サービスを利用すれば、手続きは一括で対応できるため、ご入居様だけでなく、不動産会社としても面倒な手続きが不要になるのです。

③ライフラインに関する案内の時間をカット

ご入居者様からライフラインの手続き方法に関する問い合わせがあると、不動産会社はそれぞれのライフラインに関して調べたうえで回答しなければなりません。しかし、ライフライン取次・代行サービスを導入すれば、ライフライン取次・代行会社が一括で問い合わせを受けてもらえるため、面倒な案内・問い合わせなどの時間をカット可能です。

また、誤った回答をするリスクも減るため、不動産会社にとっては大きなメリットでしょう。

④付帯収益が増加する

ライフライン取次・代行サービスは、ご入居者様がサービスを利用することで、紹介した不動産会社には手数料が入ります。これは成約だけでなく、紹介しただけでも利益を得られるケースもあり、1つの利益として見込めます。

ご入居様からの満足度を高めつつ、利益を得られる点では、検討をしておきたいサービスとも言えるでしょう。

ライフライン取次・代行のご入居者様から見たメリット4つ

ライフライン取次・代行サービスをご入居者様に案内する場合、ご入居様にもメリットを感じていただく必要があるでしょう。そのためには、紹介する側もご入居様から見たメリットを説明できなければなりません。

ここでは、ご入居者様から見たライフライン取次・代行のメリットを4つ紹介します。

  1. 面倒なライフラインのお引越しを一括で任せられる
  2. ライフライン取次・代行は「無料」で利用できる
  3. インターネット回線を一緒に選んでくれる
  4. 新電気・ガスを提案してくれる


①面倒なライフラインのお引越しを一括で任せられる

ご入居者様にライフライン取次・代行を案内すれば、電気、ガス、水道などの各社との開栓・閉栓の手続きを個別に行う必要がなくなります。引越し時のストレスを大幅に軽減できます。

引っ越しするときは、意外にやることが多いのでライフラインの手続きを忘れてしまうこともあります。しかし、一括でお願いしておけば、忘れてしまう心配もありません。

②ライフライン取次・代行は「無料」で利用できる

ライフライン取次・代行サービスの一番の利点は「無料」で利用できる点にあるでしょう。ご入居様からしても、無駄な負担がない状態でライフラインの手続きがスムーズに進められます。

特に、引っ越しでバタバタしているタイミングであれば、ライフラインの手続きが省けるだけでも大きなメリットでしょう。

③インターネット回線を一緒に選んでくれる

地域によっては、回線を提供されていないインターネット回線会社も存在します。しかし、インターネットに詳しくなければ、どの会社がご入居者様に適したインターネット回線かどうかがわかりません。

ライフライン取次・代行サービスを受ければ、ご入居者様が詳しい知識を持っていなくても、使用頻度や予算に応じた最適なインターネットサービスを無料で提案してもらえます。

④新電気・ガスを提案してくれる

電気・ガスの自由化に伴い、新しい電気・ガス会社への乗り換えが一般的になりました。そのため、引っ越しを機に各料金プランの見直しなどを検討される方は少なくありません。

しかし、各ライフラインの料金プランや手続き方法をすべて調べるのは手間となってしまいます。また、引っ越しのタイミングであると、ほかの手続きもあるため吟味する余裕がない可能性もあるでしょう。

このような事態にライフライン取次・代行サービスを利用すれば、取次・代行会社が適切なライフラインの料金プランなどの提案を受けられます。

【対策】ライフライン取次・代行の不動産会社から見たデメリット

一方で、ライフライン取次・代行サービスは適切なサービスを導入しなければ、デメリットもあります。特に、悪質な会社に依頼してしまえば、ご入居様とのトラブルにもなりかねません。

以下のような会社には注意しましょう。

  1. しつこくサービスの勧誘してくる会社
  2. ご入居者様の意図を汲み取らずに料金プランを提案する会社
  3. ご入居者様の個人情報をリスト化して利用する会社


上記のようなライフライン取次・代行会社を紹介すると、その会社のネガティブなイメージが不動産会社にも連鎖するリスクがあるでしょう。

そのため、不動産会社は、ライフライン取次・代行会社の実態を確認しておく必要があります。具体的には、以下の2つをリサーチしておけば、安心してご入居様にライフライン取次・代行サービスをご紹介できます。

  1. どれほど誠意を持って、ご入居者様の対応をしてくれるのか
  2. しつこい勧誘がないのかどうか


不動産会社がライフライン取次・代行会社を選ぶときのポイント4つ

ライフライン取次・代行サービスを紹介してご入居様から信頼を損なうのは、本末転倒でしょう。そのような事態を避けるためにも、信頼できるライフライン取次・代行会社を選ぶ必要があります。

ここでは、ライフライン取次・代行会社を選ぶときのポイントについて、以下の4つを紹介します。

  1. 入居者にサービスの説明が必要ない会社を選ぼう
  2. 情報共有の対応が少ない会社を選ぼう
  3. 複数のライフライン取次・代行会社を選んでおく
  4. 収益形態が「買取型」の会社を選ぼう

①入居者にサービスの説明が必要ない会社を選ぼう

ライフライン取次・代行サービスのなかには、サービスを利用していても不動産会社側から、ご入居者様に対してサービスの事前説明が必要な会社もあります。このような会社を利用した場合、不動産会社側に余計な業務が発生してしまい、従業員への負担もあるでしょう。

そのため、不動産会社からのサービス説明が必要ない会社を選ぶのがおすすめです。ライフライン取次・代行会社にすべてを任せられる会社であれば、時間や手間が節約できます。

②情報共有の対応が少ない会社を選ぼう

一部の会社では、入居希望者の情報を専用フォームに転記する必要があったり、FAXを要求したりなどの情報共有の対応をしなければなりません。しかし、報酬があるといっても余計な業務が増えてしまい、費用対効果が悪くなってしまいます。また、繁忙期では情報共有の対応で機会損失が発生する可能性も否定できません。

今では、入居希望者の情報はシステムを活用すれば、自動で共有できるようになっています。

③複数のライフライン取次・代行会社を選んでおく

入居の希望者がライフライン取次・代行会社からの連絡を受けた場合、多くの方は「手続きしている引っ越し先の不動産会社の案内だろう」と捉えます。そのため、ライフライン取次・代行会社の対応が不十分だと、不動産会社の評価・印象にも悪影響を与えかねません。

このような影響を避けるためにも、導入するサービスも複数社を検討するのが大切です。あくまでもライフラインの導入はご入居様が決定する内容です。そのため、ご入居様の選択を尊重し、選択ができるように手配しておくのも大切でしょう。

④収益形態が「買取型」の会社を選ぼう

ライフライン取次・代行サービスでは、収益の発生方法が「成約型」と「買取型」があります。成約型では「成約件数」に応じて、収益が発生する仕組みです。一方、買取型は「紹介件数」に応じて収益が発生するため、成約型よりも収益の発生する基準が緩やかです。

上記を踏まえれば、収益形態が「買取型」の方が収益の発生確率が高まります。サービスを導入する目的に応じて、会社選びが大切でしょう。

【ここが違う】レプリスの「ライフライン取次サービス」

レプリスでは、ご入居様にライフラインの手続きを一括してご案内する「ライフライン取次サービス」を提供しています。ライフライン取次サービスでは、電気・ガス・水道の手続きのご案内以外にも、インターネット回線の手続きもあわせてご案内しております。

インターネットの手続きも踏まえ、すべてを一括でご案内できる点で、ご入居様が手続きに必要な時間や手間を大幅に削減可能です。また、ライフラインでのお問い合わせをレプリスで対応するため、不動産会社様の手間も省けるでしょう。

ほかにも「ライフライン取次サービス」のメリットがあり、以下のようなものがあります。

  1. 「インターネット」も一括で引っ越しお手続き可能
  2. 土日祝でもお手続きが可能
  3. 提携不動産仲介会社は「8,000店舗」以上
  4. インターネット会社の提案も
  5. 新電気・ガス会社選びもサポート


もし、ご入居様へのライフラインのご案内などでお悩みであれば、一度、ご相談されることをおすすめします。

ライフライン取次・代行と提携して「ご入居者様の満足度の向上」を目指そう!

不動産業界においてますます競争が激化しています。このようななかで「どうすればご入居者様の満足度は向上するのだろう」と悩まれている会社も多いでしょう。

今回は、1つの解決法として「ライフライン取次・代行サービス」を紹介しました。

ライフライン取次・代行サービスを利用すれば、ご入居様・不動産会社の双方に多くのメリットをもたらします。また、長期的な視点で見ても、無駄な時間や手間が省けます。そのため、不動産会社でライフラインの悩みがあれば、利用を検討してみましょう。

また、レプリスの「ライフライン取次サービス」は、インターネット回線も踏まえたライフラインのお手続き・お手配を一括して対応しています。ぜひ、ご一緒に検討いただき、ご入居様の満足度の向上を図るのはいかがでしょうか。

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